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SNSでよく見かける「ハイドロカルチャー」の観葉植物。

当店でも、時々取り扱っております。

普通の土だと、土が散って、器が汚く見えてしまうことがありますが、

ハイドロカルチャーでは、人工的な素材を土替わりに用いるので、見た目をきれいに保てます。

ただ、植物によって向き不向きもあり、注意が必要。

今回は、ハイドロカルチャーの良い点とイマイチな点、またお手入れ方法についてご紹介します。

当店で販売中のハイドロカルチャー観葉植物。植物は「ポトス エンジョイ」(9月9日撮影)

ハイドロカルチャーとは?

ハイドロカルチャーとは、土を使わずに植物を育てる栽培方法のこと。
「ハイドロ(水)」+「カルチャー(栽培)」という言葉のとおり、水や人工培養土を使って管理します。


土代わりに用いる人工培養土にも、さまざまな種類があります。
もっともポピュラーなのが、「ハイドロボール」。粘土を焼成した粒です。
ひとつひとつの粒に細かい穴がたくさんあるため、水分を吸収・保持でき、
空気も通りやすいため、根腐れ防止につながります。

ほかにも、ゼオライト、セラミスグラニューなどでも代用可能。
いずれも無機質なので、虫やカビが発生しにくく、室内栽培に向いています。

ハイドロカルチャーのメリット・デメリット

【メリット】
①清潔!
 土を使わないため、水やり時の土はねで部屋が汚れにくく、管理しやすいです。

②水やりのタイミングがわかりやすい
 透明のガラスに入れることで、水位を目視で確認できます。

③おしゃれ
 好きなガラスに入れて、インテリアとしておしゃれに植物を楽しめます。


【デメリット】
①水切れしやすい場合も
 ハイドロボールなど用いる種類によっては保水力が土より弱い場合があります。

②大型植物や花木などは不向き
 比較的強い小型の観葉植物が、ハイドロカルチャーに向いています。

③根が弱りやすいことも
 植物によっては、根が慣れるまで弱りやすい場合もあります。用土で育ってきた観葉植物にとっては、土壌の変化に追いつけないことも…。

ハイドロカルチャー向きの植物

根が強くて順応性があり、水耕栽培にも適応できる観葉植物が「ハイドロボール」に向いています。
以下で紹介する植物は、初心者でも失敗しにくく、インテリア向きでおすすめです!

・ポトス
・サンスベリア
・アイビー
・シュガーバイン
・ミリオンバンブー


当店では現在、ポトス、サンスベリア、シュガーパインを取り扱っております。
ぜひ、ハイドロカルチャーにも挑戦してみてください!